あらゆる知的ゲームでコンピューターに人間が負けるようになる日も近そうですね。チェスはもう負けてますけど、将棋もそろそろなのかなって感じです。技術の発展は大切だと思いますが、時々なんだか自分達で文化を壊してるみたいに思えることがあります。人生をかけてその世界に挑んできた人が、いくら頑張っても機械に勝てないと宣告されたみたいなもので、結果やる気が起こらなくなって向上心が無くなって、人間だからこそ発想できるような新しい打ち方も発想できなくなって、楽しさに惹かれて今からやろうとする人も極端に減少して、知的ゲーム文化自体が廃れてしまう・・・そんな危険はないんでしょうか?
「機械に勝てない」から、つまらなくなるだろうか?
「機械に勝てない」から、やる気がなくなるだろうか?
この点が問題だと思うのです。
将棋でもチェスでも囲碁でも麻雀でも、
「人と人との勝負」
こそが楽しい、という人が大半なのでは?
事実、私は、コンピューター麻雀しか打ちませんけれども、
麻雀好きの友人や上司から、小馬鹿にされてますよ。
「コンピューター相手で楽しいかい?」
とね。
もっとも、「コンピューター相手じゃ賭けにならない」(儲からない)なんて理由も、あるみたいですが。
ま、そんなこんなでね、
「知的ゲーム文化」自体は、衰退しないと思います。
「人と人とのアタマの勝負」
の面白さは、コンピューターの発展とは、無関係なわけですからね。
スポーツなんかもそうでしょうね。
もし仮に、機械が発達して、人間を超えたとしても、人に取って代わることはないでしょう。
「人が努力し、限界を競う」ことこそが醍醐味なんですから(^_-)
囲碁はまだまだ大丈夫です。碁盤が広いので。。。。。。
何も、「機械に」勝ちたくて将棋などをやるわけではありませんから。
あくまで「人に」勝ちたくて・・・というか「人とやりたいから」覚えたのです。
コンピュータとの対戦は、選択肢の一つに過ぎないのです・・・あなたの場合、ここにウェイトをかけ過ぎているだけですよ。
映画「ターミネーター」シリーズみたいなものを想像しているのであれば、それこそ「いつか天が落ちてくるのではないか」と心配するようなものです。
もっと気を楽にお持ちください。
あなたがおっしゃることは、もっともかもしれませんが、今のルールを攻略するのはコンピュータにとってはそんなに難しいものではないかと思います。
そういうときに例えば将棋ではどうするのか?例えば、香車を後ろに一つ下がれるように改定するだけで、新たに無限の価値が出てきますので、そんなに悲観することはないかと思います。
コンピューターを作ってるのは人間です。
人間に勝つプログラムを考えたのも人間です。
無いでしょうね。
やる気が起こらなくなって向上心が無くなるような人は、
別に技術の発展に関係なくダメ人間ですから気にしないでください。
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