模様で打った碁」は少ないのでしょうか?
囲碁で「隅を二ヶ所しまられたら形勢不利になる」と良く耳にします。
プロの碁では「二ヶ所しまった敵に対抗して模様で打った碁」は少ないのでしょうか?
又それで勝った碁は無いのでしょうか?
模様で打った碁も多いですし、勝つ碁も多いです。
昔は、おっしゃる通り「隅を二ヶ所しまられたら形勢不利になる」とされていましたが、
今頃は、「隅を二ヶ所しまるほうが形勢不利になる」とされる場合も多いのです。
というのは、隅ばかりに目が行くと、石の働きが小さくなるからです。
碁はその世界がまだまだ広いですし、
その必勝法にもまだまだ到達できないと思われます。
チェスはコンピュータが世界チャンピョンに勝つ時代、
将棋も10年以内には人間がコンピュータに追いつかれるでしょうが、
囲碁はまだまだ大丈夫です。
「隅を二ヶ所しまられたら形勢不利になる」と、
聞いたことは、ありません。
武宮正樹九段の碁は模様重視で、宇宙流と呼ばれています。以前名人位を取得されたほどの名手で、勝率もかなり高かったと思います。三隅、場合によっては四隅先着されても勝ちを納める痛快な打ち方です。今子息も活躍されているはずです。
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