2012年5月8日火曜日

強いコンピューターソフト相手でも将棋なら人間が勝つような事を以前聞いた事があ...

強いコンピューターソフト相手でも将棋なら人間が勝つような事を以前聞いた事があります。今はどうなってるのでしょうか?


オセロは少し知ってますので最強ソフトには人間は勝てませんけれど

これって数字計算の違いでコンピューターのが優れてる事なのでしょうか?



囲碁も勝敗は最後数字で決まりますよね

だが将棋は数字じゃないですよね?



チェスはちょっとわかりませんけど









ご質問の趣旨は、

1.将棋ソフトの強さは現在どのくらいか?

2.なぜ将棋ソフトではまだ人間(プロ)の方が強いのか?

ということですね?

1については、他の方が回答されているとおりトップアマを上回る程度、ということです。

私は、主に2について、ご説明します。



オセロは比較的コンピュータ解析しやすいゲームなのに対し、将棋は囲碁の次に解析しにくいゲームといわれています。将棋の難しさについては次の2点が挙げられます。

(1)可能な盤面、手順の数

(2)形勢判断

まず(1)の要素が大きく、コンピュータの計算速度がいくら上がっても、将棋を計算しつくすことは不可能と考えられています。

そこで、将棋に取り組むためには、人間でもコンピュータでも「不要な手を読まない能力」が必須となります。

そのために必要なのが(2)の形勢判断です。形勢判断で明らかに不利な手順・局面が発見できればそれから先は読まなくていいわけです。

ここですでに世界王者クラスのソフトが作成されているチェスなどであれば、駒の損得のみでほとんど形勢判断可能です。

ところが、将棋は駒の損得のみでは形勢判断できません。ここがコンピュータにとって難しいところで、例えば、駒の価値は駒の位置でも変わってきますし、しかも、局面が進めば同じ位置でも無価値になったりすることもありえます。

将棋は、複雑すぎて計算しつくせない上、形勢判断の数値化が難しいということで、なかなか強いソフトを作成するのが難しいわけです。



>だが将棋は数字じゃないですよね?

このお言葉は、このあたりのことを感覚的にとらえられているのだと思いますが、数値化しにくいだけで、本質的には数値化可能なはずと思います。



現在、単純な演算能力では当然のことながらコンピュータが段違いに人間を凌駕しています。

現時点では将棋プロの「不要な手を読まない能力」がコンピュータを引き離しているためにプロの方が強いわけですが、これはソフトの問題であって、将来、画期的なプログラムが開発されれば、最強のプロといえどもコンピュータに勝てなくなる日が来るでしょう。








普通にプロより強いです。

コンピューター同士を対局させたい人が買うソフトのご様子です。



2000円程度の安物や旧式のものだと有段者がなんとか遊べるものもある。







オセロは定石を外した方が負けるのでコンピュータが必ず勝つということはありません。

最善進行は引き分けになります。

オセロ初段くらいの実力の方は64手のパブリックドロー手順は暗記していると思われます。







今は将棋の最強のソフトでもプロには勝てません。

「あから」は奨励会レベルぐらいだろうかと言われていたようです。

でも、将来的には勝てなくなる日が来るでしょう。







オセロは少し知ってますので最強ソフトには人間は勝てません

チェスは最強ソフトには人間は勝てません

将棋も最強ソフトと人間の最強者と同じレベルと考えると良いでしょう、将棋連盟ではソフトとの公開対局を禁じて居ます。

囲碁では最近モンテカルロ法なる技法が取り入れられて、一挙に5子位強くなって、アマチア4段レベルです。







今の将棋ソフトの強さは、アマトップレベルかそれよりも少し上程度。



数字計算というのが何を指しているのかがよく分かりませんが、

単純な計算能力を指しているのならば、

人間とコンピュータでは話にならないほど、コンピュータが圧倒的に上です。



ちなみに、囲碁と将棋ならば、囲碁のほうが圧倒的に複雑(場合の数が多い)です。

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