コンピュータの将棋の強さがプロレベルに近くなったそうです。
このようなニュースを聞くと、結局のところパソコンにやらせれば
答えの出ることを一生懸命考えていたのかと思うと複雑な気持ちです。
やがては、囲碁もその他のゲームもコンピュータが最強になって
しまうのでしょうか?
以前と比べれば、確かに将棋や囲碁などの、
コンピュータのレベルは上がっています。
やがてはプロですら倒すことが出来る日が来るかもしれません。
では、なぜコンピュータの将棋や碁が強くなるのでしょう?
それは、コンピュータの将棋をプログラムしている人間が、
試行錯誤しながら日々努力しているからです。
チェスでは、人間の世界チャンピオンにコンピュータが勝ちました。
しかし、これは対局の度に、その対局結果から、
コンピュータのプログラムを改良した末に、
なんとか勝利できたのです。
コンピュータの打ちかたには癖がありますから、
同じプログラムでずっと戦っていれば、
チャンピオンが勝っていたでしょう。
つまり、相手がコンピュータといえど、それをプログラムしているのは人間です。
ですから、コンピュータ対戦と言えども、
実際はコンピュータを通して人間同士が打ち合っているに過ぎないのです。
例えば、マラソンなんかは自動車に乗れば1時間もかからない距離を、
2時間以上かけて走ります。
そのランナーの姿に多くの人が感動し、ランナーを賞賛します。
10位の選手にも拍手を贈りますし、
途中棄権の選手に涙することもあります。
マラソンランナーを見て、
「車で行けばいいじゃん、バカみたい」と思う人はまれだと思います。
将棋も人間と人間の勝負だから面白いのだとおもいます。
戦術的な駆け引き、精神面の勝負、棋士の人生ドラマ等など。
コンピュータには持ち得ない様々な要素を持ち合わせる人間くささにこそ、
面白さ、醍醐味みたいなことが感じられるのだと思います。
人間のチャンピオンでも太刀打ちできない程、コンピューター技術が進化しても、
人間同士の勝負の面白さが失われることにはならないと思います。
将棋ではコンピューターが人間の強さを上回ってきたけど、囲碁はまだまだ先らしい。現在コンピューターの最強レベルですら人間のプロ棋士低段者レベルに及ばないらしい。高段者やタイトルホルダーからしてみれば、練習相手にもならないとか。
あのさ。
若者がバイクに乗って、格好つけているけど。 「バイクに乗る自分」が格好いいかもしれないけど、身の程もわきまえずにスピード出して事故ったりするじゃない。
それって、バイクを磨いても、自分を磨いていないってことなんだよね。
コンピューターの能力が向上したとしても、自分が上を向いて前進していかないと、成長しないんじゃない。
ゲームの世界でコンピューターが強くなっても、それは選択肢のひとつでしかない(?)・・・・・・と思いますね。
過去に同じような質問があって、素晴らしい回答があったので紹介します
http://chiebukuro.yahoo.co.jp/service/question_detail.php?queId=651...
いや、それをこえなければだめだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
0 件のコメント:
コメントを投稿