2012年5月4日金曜日

囲碁に詳しいかたにお聞きします ヒカルの碁を読んでいると、対局中にバイクでド...

囲碁に詳しいかたにお聞きします



ヒカルの碁を読んでいると、対局中にバイクでドライブに行ったり、別室に一服したりするシーンがよく出てきます。
ですが、あれは現実の世界でも行われていたりするのですか?



てかあんなことしたら一手を誰かに聞くことも可能ですがアリなんでしょうか?







持ち時間をどのように使おうと自由なので、自分の時間が減っていくことをわかっていれば何をしても構わないですよ。

大学時代、私の先輩で、1手打ったらそのまま床屋に行った人がいました。

地方のホテル・旅館などで行なわれるタイトル戦などで、気分転換に庭園を一回り散歩してくるなどというのも普通にある話です。

一般の対局でも、ふらっと控え室・記者室に顔を出す棋士もいますが、その部屋で自分の碁が並べられて検討されていると、あわてて立ち去る、というのもよくあるそうです。



他人の助言など、どんなに受けられる状況であろうとも絶対に聞かないのが棋士の矜持。

棋士はみな性善説、というか、他人に聞いて勝っても、何の得にもならない、むしろそういう楽をすることが自分の首を絞めることを知っています。








バイク・・・・びっくり仰天。そんなことあるはずありません。

別室で一服・・・・禁煙の場所で対局して灰皿のある別室に行くのは判ります。私も大会の碁で禁煙だと廊下で一服というのはしよっちゅうでした。



碁は決して誰かに助言を求めてよいものではありません。

しかし私が気のおけない仲間と打つときは、「待った」「助言あり」で指導碁を打っていました。

私の前に4人くらい(ほぼ同程度の棋力で三段位)が盤の向うにたむろして打ってくるのですが、面白いことに4人がかりの方が一人で打つより歩が悪い。弱いなら弱いなりに着手の一貫性が大事なのでしょう。六子も置く手合では「待った」した時にはすでに首が飛んでいて、実は10手も前にどうしようもなくなっていたという事が多い。「助言」は同じ様な棋力では同じ様な手しか思いつかないので上手にとっては痛くも痒くもない。碁はとても面白いがもっと面白いのは横からあれこれ差し出口をすること。ただしこれは本当に仲の良い友人同士でないと殴りあいになりかねないのでご用心。

0 件のコメント:

コメントを投稿