将棋では直観対論理の比率は何対何くらいだと思いますかか。
また囲碁では何対何くらいだと思いますか。
私は将棋では6:4、囲碁では8:2くらいだと思います。
直観と論理の比率というと、
質問に含みが多いので、答えきれないかと思います。
棋士は、有力な候補の手を数種選び、
それを深く検証していき、指すそうですが、その指した手が
①直観で一番始めに見えた手を第一候補とし、
検討した結果、その手だった。
②直観を含め、複数の手を候補にして
検討した結果、直観の手ではなかった。
ということになるかと思いますが、
個人差等があり、よくわからないかと思います。
(直観や論理だけでは無く、勝負勘もあり、
最善手と思われる手でなく、次善手を指す棋士もあるとのことです。)
将棋世界等での個人的なインタビューの中に、
いろいろとコメントしているところがあり、
あの棋士は、こういう意思で、こう考えているんだということは、
わかるかも知れません。
(例えば、加藤一二三の色紙の「直感精読」等)
テレビ放送での、将棋の日の余興のプロ棋士10秒将棋では、
多分、直観(直感?)で見えた手をそのまま、指しているかと思います。
局面に対して、大局観というのがあり、
初心者は、全体を盤面を見て網羅的に見るのに対し、
どうも、プロの棋士は、視点(目の動かし方)として、
全体を頭に入れた上で、関係ない場所は、
切り捨てるのが優れているようで、
そのような能力も含めているようですので、
複合した上で複雑なので、一概には言えず、難しいかと思います。
下記の本には、いろいろとヒントになることが、
載っていて、参考になるかと思いますが、
一読されてはと思います。
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先を読む頭脳 (新潮文庫) (文庫)
(著)羽生 善治, 松原 仁, 伊藤 毅志
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(この本を通じて、当方は、
コンピュータ将棋のアルゴリズムの面と認知の面での研究と、
将棋界の一人者としての羽生さんの考え方が示されていますが、
羽生さんの考え方の一片を知ることができたことと、
人は、大局観に優れていることがわかり、よかったです。)
※ 訳がわからないような回答で済みません。
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