韓国ドラマのオールイン運命の愛では実際にいた人を取り上げているとウィキペディアで見ましたが、その方は韓国では有名な人ですか?
全盛時の平均勝率92%を誇る、自分は(ギャンブラーではなく)「専門家」という、차민수(車敏洙/チャ・ミンス)、アメリカでは[Jimmy Cha]1951年生。
この方は韓国で有名というよりは、アメリカの囲碁やポーカーの世界で有名だったのでは?と思います。
勿論あのイ・ビョンホンが演じるギャンブラーとは?と、韓国内で関心を集めたのは事実で、それで知名度は上がったとは思いますが・・・でも何しろ27歳でアメリカに渡ったまま、ほんの束の間韓国へ帰る程度だったようですから・・・実態は掴めないですよね。
アメリカでの知名度ですが、まず出てくるのは囲碁の世界。彼は学生の時既に韓国のチャンピョンで、その後渡ったアメリカでもその代表として実力を発揮。 日本で開催される「世界囲碁選手権・富士通杯」というのがあって、それにも代表としてやって来たそうです。(best8)
そして次にはポーカーの世界へ。これは囲碁が縁で知り合った、カリフォルニア州立大学のポーカー学科(というのがあるとは!!)の教授に、囲碁を教える代わりに逆に教えて貰ったポーカー学でやがて全米のチャンピョンに。これで一躍有名になったのでは?と思いますが、それも今では過去の話ですね・・。
この大変な修行時代に二人目の奥さんとなる方が色々と支えてくれたのだそうですが、その話が「オールイン」のモデルか、些細なきっかけ?になったのだとか。(カンフーも7段でボディガードもしたりとか)
彼は競技者としてではなく専門家(仕事)としてポーカーをすれば、1986年には年収が200万ドルを超えたと答えてます。(これは当時で言うと約4億円以上)。一日で47万ドルを得た事もあったそうで、ギャンブルの世界ではそこそこ名を馳せていたのでしょう。
暫く前までは殆どアメリカで生活をしていたらしいですが、(お子さんが成長したのか)2005年あたりから韓国での肩書きが見受けられます。現在では世宗大学が抱える特殊大学院である観光大学院(夜間)の非常勤講師をしたり、又2008年からはカジノインターナショナルグループ会長でもあるようです。韓国のカジノの世界にはこの方が必要不可欠なのでしょうね。又、他の肩書き等は幾つもあるのだと思いますが。
どちらにしても、韓国での知名度はやはり「オールイン」あればこそ、ではないでしょうか。
*ギャンブルに関して全く関心が無く、というか嫌悪感さえあったので(昔住んでいた地域に有名な競馬場が・・;;)この人物さえも知らなかったのですが、今この質問にあたって調べて見た所、とても興味を持ちました。
何せ父親がいない(朝鮮戦争で北に捕らえられたまま不明扱い)とはいえ、女手ひとつで財を成した母親のお陰で、豊かに過ごした子供~青年時代。それがその母親から、「苦労を」とアメリカに追いやられ、そこで家族を抱えての底辺の生活を送り、、やがて離婚。麻薬にも手を染めて・・と、そこから現在の地位を得るまでは、かなりの波乱万丈の人生のようです。実に興味深いです。本も出されているとのことなので、是非読んで見たいです。
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