徳川家康に十段を贈った将棋連盟について

徳川家康に十段を贈った将棋連盟について

歴史上の人物に段位を贈るのは、歴史を変えることになるので、慎むべきだと、わたしは思います。



徳川家康に贈った段位はアマの段位ですか？



アマの最高の段位は、名誉八段だから特例ということでしょうか？



今の将棋連盟は、江戸時代の家元と関係ないのではありませんか？

そうですね。私も同意見です。ただ、これは家康公にとっての名誉と言うよりは、将棋連盟が話題作りに家康公を利用したというべきでしょう。よくも悪くも、非常に現会長らしいやり方です。

遺贈するならばせめて「名誉九段」、今回送られたのが「十段」なのか「名誉十段」なのかははっきりとしませんが、阪田三吉や升田幸三にも遺贈されていないのに、連盟は鼎の軽重が問われるというべきでしょう。報道で読む限り、「名誉十段」と書いてあるものはなく、本当に「十段」のようです。

現在の将棋は日本独自の発展を遂げたもので、囲碁に比較するとはるかに格が低いものでした。将棋を幕府公認にすることで、格を高め、結果、後世に伝えられたことから将棋界は徳川家に恩義があるとは言えるでしょう。

まあでもそこまでいけば歴史の話ですよね。

現在の将棋連盟と制度は近代になって確立したものですから、封建制度をむしろ否定する立場の上に成立しています。将棋は数少ないガチンコの実力勝負の世界ですから、そのことに誇りをもってほしいですよね。うかつに徳川家などにすり寄らないで欲しいです。

将棋界をよく知らない人は 「へぇ－徳川家康は将棋の達人だったのか！」と単純に勘違いしても仕方ないですよね。、、もうやる事なす事目茶苦茶、、、段位の権威なんてもんは営利目的の為に簡単に失墜させてしまえるのが、いかにも米長らしいですね。、、神君家康公もあの世でいきなり十段位にされて相当戸惑っておられますな。 前代未聞もパフォーマンスに呆れます。

皆さんのおっしゃるとおりですね。今の会長になってから、将棋の品格がずいぶん落ちているように思います。

名人戦の主催に朝日新聞を加えたあたりから商業主義が強くなりましたね。

棋譜を見るのに金を払えとはどういうことでしょうか。文化を広めるという務めを放棄しているようです。