2012年5月4日金曜日

勝負ごとで勝ってうれしいということは、相対的に相手が負けてうれしいということ...

勝負ごとで勝ってうれしいということは、相対的に相手が負けてうれしいということですか。




勝利とは、つきつめれば、自分の幸せを満喫し、相手の不幸を喜んでいるということですか。







そういう根性では勝てないし、絶対に名人にはなれん(o_ _)ノ彡☆

日本に限らず、「勝手奢らず、負けて腐らず」という勝負哲学というのがありましてな、ハリウッドの映画なんかでもよくネタにされておりますわ。

例えば、囲碁や将棋界には、「名人の器」論と言うのがありましてな、

ある挑戦者が、最後の一手(素人でも指せる簡単な一手詰み)という局面に指しかかった時、勝利インタビューと祝賀会の場所とかを思い浮かべた時、その簡単な一手を指さずに、指が勝手に別の手を指してしまったといいます。

で、その挑戦者は、結局名人になれなかった・・・と、こういう話は勝負の世界には、無数にあります<(_ _)>

ある天才棋士は、そういう挫折から、立ち直り、実質的に天下の名人になるまで、十余年を要したとか・・・m(。_。)m

川端康成の「名人」は、逆の立場(負かせる方)からみた、勝負師の思考・心理が実に的確に表現された名作です。

短い作品ですので、是非、一読をお勧めします<(_ _)>








勝負に勝つことが幸せで、勝負に負けることが不幸ということですが、



必ずしも勝者が幸せな人生というわけではないと思います、



勝負に勝ってうれしい、 勝負に負けて悔しいということはよく理解できます。



勝利とは相手に勝って喜ぶことでよいかと思います。



ただし、そのことと相手の不幸を喜ぶこととは別の問題ではないでしょうか。



勝負(ゲーム)は勝ち負けを決めるためにあるのだと思います。



つまり、勝負は相手の不幸を喜ぶためにでも、自分の幸せを満喫するためにあるのでもないとうことです。



勝つことが目的なので、負けて悔しがるのは不思議なことではないでしょう。



質問者の方が何の根本心理を問題としているのか、よく承知できず、



答えたことになったか否か疑わしいですが、いかがですか。







Win-Winて聞いたこと無いですかね?

双方が双方にとって得になる関係。

ある意味での「双方の勝利」。



そんな関係もあるんだよ ってことで。







補足を受けて



悔しい原因は目的が達成されなかったからではないでしょうか?



ただ単に手に入れたかった何か(金、物、資格、目標の学校、他人からの称賛等)が手に入らなかったから悔しいんじゃないかと思います。



ふがいない自分とかは悔しい理由ではなく、なぜ勝負に負けたのかを考えた時にでてくるものですね。



以外元の文章



大多数の人は勝った瞬間には勝つという‘目的が達成された’からうれしいのでは?



勝った瞬間にそれを飛ばしていきなり‘相手が負けたから嬉しい’と考える人はごく少数でしょう。



勝負の結果どちらかが不幸になること、それを喜ぶかどうかは別問題だと思います。







補足を読んで



例えば事故に遭って身体をまともに動かすことができなくなったことを悔しいと感じる人は多いようです。



情けないというか。思い通りにならないことを悔しいと思うのは普通だと思いますけどね。



以下元の文章



自分が勝つことと相手が負けることとは同じではありません。



一対一ならば実質的に同じであるということも言えますが、勝利の本質は相手の敗北ではないのです。



例えば受験戦争で勝利する方法を考えてみましょう。



仲間同士協力する方が良いのか、蹴落とす方が良いのかです。



お互いの得意分野を教えあう集団と自分の得意分野を教えない集団とどちらが有利でしょうか。



目の前の相手を蹴落とすことで順位を上げるというのはわかりやすい方法ですが、何万人いる中でそうやって順位を上げるのは非現実的でしょう。



自分を高めることが勝負事の王道です。



賭け事ではこの「自分を高める」ことが否定されているので話は別ですが。





もっと露骨なことを言えば、勝利をつかむためには敗者がどうなったのかなどということは考えるべきではありません。



敗者に同情していては勝利をつかむことはできないからです。



自分が負けた時のことを考えず、負けた他人のことを考えないようにすることが、勝利を得るということです。







ブランド物を所有することや、高級車を乗ること、美人の嫁や、学歴の高い夫、人間の優越感なんて人とくらべることによって成り立ってますよね。悲しいけど。だからこそ、必死に勉強し、日本の産業が成り立っていると思います。プライドって善悪の両面があるような気がします。勝者がいるのと同時に、それより敗者がいる。

0 件のコメント:

コメントを投稿