オセロとリバーシは同じですか?名前が違うのは何でしょう?
オセロとリバーシ
全世界的には「リバーシ (Reversi) 」として知られている。リバーシはオセロとほとんど同一のゲームで、その発祥は19世紀のイギリスである。諸説あるが、ウォーターマン(Lewis Waterman)とモレット(W. Mollett)の2人が先人争いをしている(モレットは、「リバーシは自分の発明したゲーム『アネクセイション』の改良に過ぎない」と主張している)。ちなみにハナヤマから発売されている「逆転リバーシ」や「マグネチック キングリバーシ」等のパッケージの裏面には1888年頃にイギリス人によって考案されたと記載されている。
現在では、リバーシという言葉に2つの意味がある。1つは「19世紀のイギリス発祥の8×8のリバーシ」であり、もう1つは「駒(石)を挟んで裏返すゲームの総称」である。
19世紀のイギリスのリバーシは、8×8の升目の盤と、表と裏のある円形の駒を使用するといった点でオセロと共通する部分がある。ルール上の違いとして、一方のプレイヤーが持っている駒がなくなったらその時点で終了だった(参考:世界遊戯法大全)。
駒(石)を挟んで裏返すゲームという意味でのリバーシについては、オセロが8×8=64個の升目で濃緑色の盤面に黒い罫線、石は白と黒に限定されているのに対し、リバーシの盤面や駒においてはそのような制限はない。また、最初の駒(石)の置き方も、オセロでは白黒を必ず互い違いに置くが、リバーシでは白黒を同じ列に置いたり、最初の4手を中央の4升に交互に自由に置いたりしてもよいし、先手が黒でなく白であってもよい。盤面も8×8の正方形に限らず、色々な大きさ・形がある。そして、リバーシでは「駒」、「(駒を)置く」と呼ぶところを、オセロではそのベースになったとされる囲碁と同じように「石」、「(石を)打つ(最初に4個の石を置くときを除く)」と呼んでいる。そういった意味では、リバーシの特別な形がオセロということになる。
なお、オセロの初期配置は前節の「#遊び方・ルール」で示した図のように石を白黒互い違いに置くのが公式ルールであるが、リバーシでは下図のように駒を置いてもよい。
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日本においては「リバーシ」という名称であってもオセロのルールで行われるのが普通である。ただし、知的財産権の関係かオセロの配色(濃緑色の盤面に黒い罫線)を意図的に避け、淡緑色の盤面に白い罫線などにしていることが多い。両面に白黒を配した駒(石)はそのまま用いられている。また、初期配置もオセロではd4とe5に白石が置かれることがルールで定められているが、リバーシでは逆にd4とe5に黒駒が置かれることもある(ハナヤマのリバーシの説明書ではd4とe5に黒駒が置かれている)。
以上、wikiにありました。
オセロの製造・販売メーカーが名前を商標登録しているのです。
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