子供が新しい日本語、漢字を覚えるのって何か事件が起きた時だと思います。
自分も子供の頃、『八百長』って言葉、何かの事件で何て読むか?聞いて覚えました。
小学生の低学年もこれで皆、この言葉を覚えると思うと悲しく思います。
皆さんはどう思いますか?
新しい言葉を知ることは、人間の世界の奥深さを知ること。
悲しい気持ちも分かりますが、これもまた社会勉強なのでしょう。
それに、八百長という言葉を子供に教えることは、
ずるはいけないよね、ずるして勝っても仕方ないよね、と教える機会にもなります。
子供が覚えるのがこうした言葉ばかりにならないよう、心があたたかくなる言葉もいっぱい教えてあげるといいでしょう。
ちなみに「八百長」という言葉は、参考サイトによれば
囲碁が強い八百屋の長兵衛さん(通称・八百長さん)が、上客である相撲部屋の親方と囲碁をするときに、親方の機嫌を損ねないよう、わざと負けて一勝一敗になるように調整していたことに由来するそうです。
http://www3.kcn.ne.jp/~jarry/jkou/ii030.htm
いいじゃないですか?別に。
そもそも、八百長をする人間がいるから八百長という言葉が生まれたのだし。
八百長がなかったら、そんな言葉覚える必要ないじゃないですか。
「戦争」とか「殺人」とかの意味も、具体例もなく覚えることなんてありえませんから。
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